空き家解体のススメ
8月に入りました!いよいよ台風シーズンが本格化してきます。
この時期、ご相談が多くなってくるのが【空き家の解体】です。
強風で屋根が飛んだり、壁が崩れたり、ガラスが割れるなどの被害を心配されるのはもちろんですが、通行人や近隣の家にもケガをさせてしまったり迷惑を掛けないか心配されます。
社会問題化する空き家の倒壊の危険性
日本家屋は主に木で造られています。木で造られた家は定期的な換気や適切な管理を行わないと、どんどん脆くなってしまいます。
また、一般的に空き家は古いものが多く、特に旧耐震基準の昭和56年以前に建てられた建物は耐震性が大きく不足している可能性もあります。また、長いこと空き家になっていると建物の老朽化も進み、地震や台風でも倒壊する可能性もあります。
鹿児島市の危険空家解体工事補助事業をご存知ですか?
鹿児島市では、危険な空き家の解体費用を一部補助しています。
概要に当てはまると。解体費用の1/3(上限30万円)まで補助を受けることができます。
補助申請には事前協議が必要です。
【補助対象者】
・空家の所有者又は相続人
・空家の敷地の所有者(空家の所有者から同意を得た者)
・市税を滞納していないこと
【補助の対象となる空き家】
以下の1~4のすべての要件を満たすこと
1.倒壊のおそれが著しいなどの危険空き家であること
2.建物が1年以上使用されていないこと
3.従前の用途が住宅であったこと
4.下記A、Bのいずれかを満たすこと
A:建物が隣地や道路と近接し、周囲に被害を与えるおそれがあるもの
B:道路に接していないなど、利活用の進みにくい敷地に建つもの
【補助の対象とならないもの】
・空家の一部解体
・塀や門扉、樹木の撤去
・浄化槽などの地下埋設物や家財道具の撤去など
申請期間は令和3年5月10日から令和4年1月31日までです。
詳しくは鹿児島市役所のホームページをご覧ください。
補助概要のチラシはこちら☞
申請順に受付を行い予算に到達した場合は受付を終了するみたいですので、空き家の解体をお考えの方で、申請に該当される方は補助申請を行うことをおススメ致します。
解体のご相談、解体業者さんの紹介も当社で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください♪
解体後、固定資産税は高くなる!?土地活用についてフォローアップは
建物を解体し更地にすると、土地の固定資産税が高くなる!ということを聞いたことがあるかと思います。
しかし建物を解体したから固定資産税が高くなるという表現は実は正しくありません。
正しくは、解体により住宅用地特例の適用がなくなり、税金が標準通りに課せられるようになったのです。
当社には提携税理士もおりますので、税金のご相談もお任せください。
また、解体後の土地活用のご相談も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
関連した記事を読む
- 2024/11/22
- 2024/11/10
- 2024/11/03
- 2024/11/01