24年ぶり1ドル=145円!!
2022年9月22日のお昼過ぎに、鹿児島市吉野町のコーヒー屋さんでコーヒー飲みながら、ニュースを見ていたら、日本銀行の金融政策決定会合が行われ、大規模な金融緩和を継続していくことが発表されました。てきなニュースが流れてきました。
これを受けて、東京外国為替市場では一時1ドル=145円後半を付けたそうです。
※直前のFOMCにて75bpという大幅な利上げを決め、これで3回連続75ps利上げとなり、米国との政策金利の格差はさらに広がるであろうと観測されていました。
年初以来、円の価値は30円以上下落
遂に145円!!
今年の1月は115円だったのに?
そんなことを思いながら、先日鹿児島に上陸した台風被害確認をしていたのですが、よくよく考えてみたら、円の価値がたった9ヶ月で30円以上も下落しているんですね。
ドル生活圏の方が、日本の1億円のマンションを買おうと思ったら、2022年1月の購入価格より2000万円以上安くで買えるってことになりますので、めっちゃバーゲンセールやっているのと同じ効果がありますね。
単純計算で1ドル115円の時は86万9566$、1ドル145円の時は68万9656$となりますので、差額が17万9910$=145円為替レートで2608万6950円お得になります。※手数料などは無視してます。
ドルで貯金しておけば良かったな~なんてタラレバを思いながらも、ちゃんと台風被害の確認はしました。
為替介入により、145円が壁として意識されるか?
そんなこんなで、鹿児島市北部エリアをぐるっと巡回して会社に戻り、業者さんと進捗確認や追加工事などの打合せをしていましたら、これまた24年ぶり「為替介入」が発動しました。
これにより、円が急騰。
瞬く間5円高騰し、1ドル=140円台へ(2022年9月26日10時時点では円安に振れて144円目前になってますが・・・)
今回は米国や欧州などの主要国は協調介入には乗りださなかった表明したみたいですので、限定的な流れになるかもしれませんが、伝家の宝刀を抜いたことは事実です。
145円が市場で意識されるかは分かりませんが、一石は投じられ、不動産投資をされている方も今後の為替から目が離せない展開になってきましたね。
住宅ローンを組んでいる方や不動産投資をされている方、企業で銀行から借入をされている方、色々な方が大規模な金融緩和を継続という発表に胸をなでおろしたことと思いますが、米国では住宅ローン金利が6%を超えたことを考えると、今後日本でも金利上昇のリスクも頭に入れておくフェーズに入ったのかもしれません。
返済がまだ終了していなくて空室でお困りのオーナーさんは、より一層空室対策に力を入れて、今のうちに現金余力を高めておくことが大切だと思います。
鹿児島市で空室対策にお困りのオーナーさんや、今後の賃貸経営にお悩みのオーナーさんはお気軽にご相談ください。
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