またもや建材が値上がりします
2022年も始まったばかりですが、不動産経営をされている方に寒い向かい風が吹き荒れています。
またもや、住宅建材の値上げのニュースが飛び込んできました。
日本経済新聞の記事によると、壁紙国内最大手のサンゲツさんが壁紙や床材を4月1日受注分から全面値上げするそうです。
値上げ幅は約20%前後と過去最大の値上げ幅!
昨年9月に値上げをしたばかりですので、わずか半年で値上げに踏み切ったこととなります。
事前に準備し備えることが大切
ちょっと話がそれますが、上のグラフは自然災害に対する備えの割合のグラフとなります。これを見ると特に何もしていない家庭の割合が4割に上ることが分かります。
地域別にみてみると、九州地方に関しては台風に対する意識が高く半数以上の家庭が何らかの備えを行っていると回答してました。
鹿児島市も毎年台風がやってきますので(上陸するかは別問題として)、皆さん意識が高いようにも感じます。
鹿児島市に住む私も、台風情報や噴火に対する情報には敏感に反応してしまします。
鹿児島県下においても、桜島をはじめとした多くの活火山や台風の通過ルートにあたる場所が多く、鹿児島県民全体としての意識も高いように感じます。
逆に台風の襲来の可能性が低い北海道では、あまり台風対策はされていないことがグラフを見てわかります。
つまり、災害の当事者になりうる可能性がある地域の方がその災害に対する意識が高いことが読み取れます。
当事者意識を持つことが大切
話は戻りまして、家主さんはどうでしょうか?
ご自身の不動産を家主としての立場ではなく、経営者としての立場で、創業、継続、継承の流れ考えていらっしゃる方は、このような情報に非常に敏感です。
今回の住宅建材の値上げは、不動産経営を直撃する重大な指標だからです。
毎月当社管理物件のオーナー様に向けに発行しているイーストンNEWS2021年7月号と8月号にて、建築資材の高騰の原因と今後の予測、それに伴う空室対策について書いていたのですが、まさか再値上げが半年というスピードには正直驚きました。
ですが、このような外的要因があるからこそ、普段からの備えが大切になってきます。
常日頃の適切な空室対策が満室経営に繋がっていくことと、そのためには入居者さんを大切にすることが大事になります。
サンゲツさんの値上げと入居者さんを大切にすることは無関係ではないのです。
1つの事象から先の未来を予想するためには、当事者意識を持つことが大切となります。
当事者意識もってますか?
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