記憶に残る空室対策
鹿児島市のオーナーの皆様。
空室対策を行う際、皆さんはどんな空室対策を行っていますか?
ネット無料、リフォーム、リノベーション、プチコン、家賃設定、初期費用、付帯設備など、様々な手段があります。
そんな様々な手段を、マーケティング、ターゲティング等の市場調査に照らし合わせて、投資と回収の費用対効果を分析したうえで、最適な一手を講じられていることと思います。
そんな数々の手法の中、費用対効果の良い空室対策があります。
空室のお部屋の水を流しましょう!
ご自身が経営されているマンションやアパートには、どの程度足を運んでいらっしゃいますでしょうか?
管理会社さんが定期的にお部屋を巡回しているのであれば問題ないですが、空室期間が続いている物件で、内見がないお部屋だと大変なことになっている場合があります。
特に、水回りは要注意!
鹿児島の夏は暑いですので、トイレやキッチンの排水トラップ(水を溜めておいて、嫌なにおいなどの侵入を防ぐ設備)の水が蒸発してしまい、下水臭がお部屋に充満してしまうことがあります。
週1回程度で良いので、水を流すだけでちょっとした空室対策になります。費用も数円程度と費用対効果抜群です。
抜群な理由として、水を流すことによるプラス作用はそんなにありませんが、水を流さないことによるマイナス作用が大きすぎるからです。
人の記憶は匂いから
プルースト効果(プルースト現象)をご存知でしょうか?
マーケティングの世界でもよく使われる手法なのですが、五感のうち嗅覚は視覚や聴覚とは違い、扁桃体と海馬という記憶と感情を処理する部位に接続されているため、嗅覚を通じて記憶を呼びもどすことがあります。
香水の匂いから、昔付き合っていた人を思い出したりするのは、海馬を活性化するからだと言われています。
お部屋が嫌な臭いを発している時点で、お部屋の成約率は下がりますし、フレグランスなどで対策をしている場合は、昔の記憶と結びついて親近感を、複数のお部屋を内見した場合は、比較検討の段階でちょっとしたプラス効果が期待できます。
但し、フレグランスは人によっては苦手意識などもありますので、そのあたりは注意が必要となります。
詳しくは、個別相談やセミナーなどで。
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