株式会社イーストン
2020年05月18日
賃貸経営のコツ 鹿児島市編
テナントリテンションとは?
テナントリテンションとは、
テナント=店子さん➡入居者さん
リテンション=既存顧客維持➡そのまま住んでもらう
つまり、現入居者さんを大切にして、長く住んでいただき、退去を極力減らす。その戦術をテナントリテンションといいます。
籠の網目を塞ぎましょう。
「籠で水を汲む」という諺がありますが、賃貸経営においても同じことが言えます。
かつて募集すれば決まるといった夢みたいな時代がありましたが、そんな時代はとうに過ぎ去り、需要に対して供給が追い越してしまい、非常に厳しい時代に突入しました。 ※鹿児島県や鹿児島市においては、若年層の減少などの課題もあります。
この厳しい市況の中で、新たな入居者さんを獲得すために、貸主様におかれましては様々な戦術を講じられていることかと思います。
様々な戦術を講じ、やっとのことで新たな入居者を確保したにもかかわらず、違うお部屋から退去してしまっては、いつまでも満室経営とはなりません。
そうです。
水が漏れる籠の網目を塞いでしまい、水が漏らない桶にする必要があるのです。
なぜ、退去は生まれるのでしょうか?
退去理由には大きく分けて2種類あります。 ①転勤や結婚などの引っ越しをしたくないのに引っ越さなければならないケース ②引っ越す必要はないけれど、今の住まいや管理に不満があり引っ越すケース
①は防ぐことが出来ませんが、②に関しては防げたはずの退去となります。※ケースにもよりますが、①も防げます。
退去理由をよく分析をして、賃貸経営に活かすことにより、入居者さんの満足度を高め、②のような無駄な退去をなくすことが出来ると思います。
鹿児島市の不動産事情なども照らし合わせながら、テナントリテンションについて、シリーズで考察していこうと思います。
この記事を書いた人
東石 誠
親切丁寧をモットーに、素敵なお部屋探しのお手伝いをさせていただきます。
また、オーナー様の大切な資産を最大限活用できるよう、根拠と数字を用いて分かりやすくご提案をさせていただきます。入居者様とオーナー様がWin-Winになれる、素敵な懸け橋となれるよう全力でサポートさせていただきます。
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