「鹿児島市空室対策」~共有部定期清掃編~
空室対策といって、どんなことを思い浮かべますか?
リフォーム?リノベーション?
結構お部屋の空室対策の手段を考える方が多いかと思いますが、一旦、お部屋の中から外へ視点を向けてみませんか?
今回は共有部分の「階段・廊下」について考えてみました。
鹿児島ならではの悩み「桜島の灰」
鹿児島にとってシンボルであり生活にも密着している桜島。
噴火は年1000回ペースの年もあり、日本で最も活動的な火山といっても過言ではないと思います。
さて、その桜島が噴火すると舞い上がるのが火山灰です。
鹿児島市には風向きの関係なのか、夏場に降灰する傾向があり、ニュースの気象情報で扱う「明日の桜島上空の風向き」は気になるところです。
そんな桜島の灰と混ざると困るのが雨です。
灰交じりの雨が降った後の洗車の大変さは、鹿児島にお住まいの方ならお分かりかと思います。
それは車だけではありません。
自転車やバイク、そしてマンションやアパート、一戸建ての壁面も同じです。
定期清掃のメニューを見直してみよう
上記の写真は、今年の夏から管理を受託することになった物件の廊下部分です。
定期清掃は月2回入っていましたが、東向きの通路のため雨だれ、桜島の灰の跡、苔などが付着して残っていました。
鹿児島市からみて桜島は北東の方角にありますので、東側面は桜島の灰をダイレクトに受けてしまいますので、通常の掃除とは別で、高圧洗浄などのメニューも定期的のくわえると効果的だと思います。
業者さんに丸投げの場合は、一度メニューを見直してみるだけでも、空室対策につながる可能性があります。
特に共有部分は、入居者さんのみならず、案内をする不動産会社さんや設備業者さん、配達の方や不動産見学の方や入居者さんのご両親など多くの方が見に来られる部分ですので、どんな空室対策をしたらいいかお悩みでしたら、まずは定期清掃のメニューの見直しから始めてみてはいかがでしょうか?
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